尾根の散策

家庭菜園と日々の営み

一枚の葉書で……。

イメージ 1

嬉しいの一言……。
宮城県古川市に古川旅館がある。今は新幹線や高速道路が出来便利になっていることであろう。元の古川旅館は古川駅のまん前に堂々と鎮座していた。昭和30年代には佐々木社会党委員長も定宿にしていた。また、東洋の魔女、日紡貝塚の大松監督も宿泊していた。当時に古川に高校バレーの男女強豪・祇園寺高校があり、アタックナンバーワンでモデルになった男子のジャンボ高橋はここの出身である。当時としては立派とはいえないが老舗旅館である。お母さんと若夫婦に当時高校生?のお嬢さんのご家族で営まれていた。この旅館を祇園高校バレー部の岡崎監督先生に紹介され私も今から40年前に出張でよくお世話になった。なんとなく女将さんを始め皆さんに可愛がられ未だに年賀状のやり取りをしている。ところが今日、当時の若奥さんが今年3月に亡くなられたとの年末のお便りが届いた。
何はさておきと電話をする。亡くなったはずの奥さんの声で「古川旅館でございます。」と返事が帰ってきたのに一瞬驚きながら徳島の○○ですが「お父さんはおられますか?」と尋ねると私の名前をフルネームで徳島の○○さんですか、お久し振りです。お元気ですかと帰ってきた。よく考えてみると40年も会っていないのである。感激である。そして、父と替わります。と云ってお父さんに替わられたので奥さんが亡くなられたお悔やみを申し上げる。会話の中でテレビで阿波踊りの放送が有れば私が出ていないか「欠かさず見ている」と云われ有難く、嬉しかった。40年も会っていないがそんなことを感じさせない間柄は嬉しいの一言である。

明日 11月8日 世界都市計画の日
 
 1895年 レントゲン・X線を発見
 1956年 南極観測船「宗谷」東京港を出港
 1964年 パラリンピック東京大会開幕